折り紙シミュレーション操作マニュアル
  1. 基本折り操作

    1. マウスカーソルを移動したい頂点の近くに移動し、マウスの左ボタンを押すと頂点をつかみます。
    2. マウスの左ボタンを押したままカーソルを移動する(ドラッグ操作)と頂点が移動して紙が折られます。
    3. マウスの左ボタンを離すと折りが確定します。

  2. 折り操作オプション

    T キー折り操作中に押すと、紙が内側に折り込まれる折り込み操作になります。
    N キー折り操作中に押すと、頂点を奥に3次元的に移動します(折り曲げ操作)。
    M キー折り操作中に押すと、頂点を手前に3次元的に移動します(折り曲げ操作)。
    I キー紙を折る前の初期状態に戻します(初期化)
    Z キー折り操作を一回分取り消します。複数回押すと押した回数分取り消します。

  3. 視点位置の変更(テンキー(NumLockをオンにした状態)、矢印キー)

    2,4,6,8上下左右へ回転移動
    5視点位置の初期状態へ戻す
    ↑,↓拡大、縮小
    ←,→左右に横転移動

  4. 各種コマンド(折り紙シミュレータウィンドウ内でマウスの右ボタンを押す)

    Quit折り紙シミュレータを終了します。
    Load FoldingSave Foldingで最後に保存した折り紙の状態を読み込みます。
    ※初期状態では鶴の折り操作が保存されています。
    Save Folding現在の折り紙の状態を default.ori という名前のファイルに保存します。
    Animation On/Off紙の初期状態から現在の折り紙の状態までの折り操作のアニメーションを再生/停止します。
    Rotation On/Off自動的に視点位置が回転移動し、折り紙の状態をさまざまな方向から見ることができます。
    Coordinates Axis On/Off座標軸(赤や青の線)を表示/非表示します。

  5. 設定ファイル origami.txt(折り紙シミュレータを一度起動すると作成される)

    テキスト形式のファイルで内容を変更し、再度折り紙シミュレータを起動すると紙の形や色、絵柄が変わります。折り紙に画像を貼り付けるには、FrontTextureとRearTextureの前のスラッシュ(/)を消して保存後、画像ファイルを origami.exe と同じフォルダに置き、origami.exe を実行します。 ただし、グラフィックカードの能力が低い(テクスチャマッピングに対応していない)場合は 折り操作が遅くなります。

      origami.txtの内容(初期値)
      VertexSize 4
       10.0  10.0
      -10.0  10.0
      -10.0 -10.0
       10.0 -10.0
      FrontColor  255   0   0
      RearColor     0 255 255
      BorderColor 255 255 255
      /FrontTexture  chiyo1.bmp
      /RearTexture   chiyo3.bmp
      

    • VertexSizeの後に続く整数は紙の頂点の数を示します。その後に頂点の数だけ2次元の座標値が続きます。初期値は原点中心で一辺が20.0の正方形の紙を示しています。
    • FrontColor/RearColor/BorderColorの次に続く3つの整数は紙の表面/裏面/面の境界線の色のRGB値(0から255)です。初期値では表面は赤、裏面はマゼンタ(水色)、境界線は白になっています。
    • FrontTexture、RearTextureの頭のスラッシュ(/)を消去して、それらの後にBMP形式の画像ファイルを指定すると、画像を折り紙の面に張り付けることができます。このときFrontColor/RearColorで指定した色は無視されます。