地上デジタル放送では双方向通信やデータ放送など、従来のテレビ放送にはなかった新しい機能が利用できるようになります。中京圏の地上デジタル放送の発信地である愛知県瀬戸市デジタルリサーチパークセンターでは、地域情報網を通じて市内の主要施設へ高精細な映像・画像・テキスト情報を配信できるインフラを整備し、データ放送を利用した地域情報化に関する新しい試みを行っています
本研究ではその一環として、災害時の避難場所や休日・夜間診療所などの緊急医療施設を案内したり、瀬戸の伝統や文化を伝えるための独自コンテンツを作成し、公開していくことを目的としています。データ放送はテレビ視聴の延長として手軽に利用できる上に、インターネットと比較して高い信頼性の確保できる点で、今後期待される情報伝達メディアの一つと言えます。
「くらし楽」は、地域の住民の方の生活に有益な情報の提供を目的として制作されたコンテンツです。防災情報、救急医療情報などをはじめ、ごみの分別、収集に関する情報も含まれています。詳細は研究発表原稿をご覧ください。
「せとろく」では、瀬戸市の名所、旧跡などを紹介します。双六のゲーム感覚で瀬戸市を知ってもらうことができます。詳細は研究発表原稿をご覧ください。
「瀬戸焼を求めて」は、瀬戸焼の秘めた魅力を知ってもらうための紹介コンテンツです。瀬戸焼の知識をもった上で作品を眺めることにより、その良さをいっそう深く味わうことができます。詳細は研究発表原稿をご覧ください。